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静かな解体工事!?静的破砕剤工法とは
2023年09月15日
こんにちは!
株式会社北斗です。
当社は、長崎県、佐世保市を中心にさまざまな建物の解体や金属のリサイクルを行っています。
前回のコラムでお話した爆破解体について、実は代替技術があることはご存じでしたか?
今回は、爆破解体の代替技術として日本でも利用されている静的破砕剤についてご紹介します。
静的破砕剤とは?
時間を掛けてゆっくりと膨張する力を利用し、岩やコンクリートなど硬いものを破砕する薬剤のことです。
日本では、法律(火薬の取り締まり)や住宅の密集地域、オフィス街などの安全性の観点から爆破解体ができないため、代替技術として利用されています。
静的破砕剤は、凝固の過程で体積が増加する性質があります。
そのため、解体する対象に一定間隔ごとに穴を開け、そこに静的破砕剤を流し込み膨張させることで、圧力が生じ解体物にひびが割れていき最終的に割ることができます。
使用するメリット!
爆破解体では、爆音が轟き周囲一帯に騒音、地響き等の振動を引き起こします。
また、場合によっては粉塵が上がりこれらの影響で近隣に住んでいる人に公害を引き起こす恐れがあります。
これに比べて、静的破砕剤を使用する際には大きな爆発音や振動は一切なく、穴をかける際には、専用のあまり騒音が出ないような機械もあります。
また、粉塵などが飛散することもないため、周りへの影響はほぼありません。
また、爆破解体は資格が必要ですが、静的破砕剤を使用する際には資格が必要なく、
さらに薬剤を流し込むだけという簡単な作業で完結するため、非常に使いやすいです。
デメリットもある
実は凝固して、膨張するまで時間が掛かります。
何を解体するか、その際の環境(温度や湿度)にもより変化しますが、ひびが入り解体物が割れるまで半日以上掛かります。
皮膚などに付着すると大変危険であるため、防護服や手袋が必須になります。
安全対策をキチンと講じて工事を行います。
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株式会社北斗では
当社は、お客様に北斗に頼んでよかったと満足いただくため、技術だけではなくまごころを大切にしています。
当社は、佐賀県や長崎県、とくに佐世保市を中心に住宅解体を行っています。
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