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とび職人とは何をする職業なのか

2022年09月15日

多くの建設工事や解体工事には、欠かせない作業があるのはご存知でしょうか。

その欠かせない作業というのが、とび作業という工程です。

そのとび作業には国家資格があり、
弊社、株式会社北斗の2人の技能実習生が、とび技能士3級という国家試験に合格しました。

今回は、とび作業についてご紹介いたします。

とび職とは

とび職が行うとび作業は、建設工事を行う上で欠かせないものになります。
工事は「とびに始まり、とびで終わる」と言われ、
解体工事・建設現場など多種多様の工事現場に欠かせません。

また、高所で作業する事が多く、危険が伴う中華麗に作業する姿は「現場の華」とも言われています。

そんなとび職の作業は、多くの種類に分かれており、
足場や鉄骨などの仮設建設物の組立や解体、土止め、掘削などがあります。

とび技能士の国家資格を獲得することで、現場の主任技術者として働くことができます。
さらに、解体工事業登録や建設業許可を取る際に必要な要件に含まれる資格でもあり、
所属している会社から大変重宝される資格です。

とび職の種類

とび職にも種類もいくつかあります。

①足場とび
建設現場に欠かせない足場を作る職人です。鉄・パイプ・足場の板を用いて足場を組み、
効率よく安全に作業ができるように、現場やその場所の状態によって的確な形で足場を組んでいきます。

②鉄骨とび
鉄骨造の高層ビルやマンションなどの大きな工事現場で建物の基礎となる柱や梁をクレーン等を使用し吊り下げながら組み立てます。
かなり高所で作業を行うため危険が伴います。命綱等しっかりとした装備をした上で作業をします。

③橋梁とび
橋梁とびも鉄骨とびと同じように鉄骨をを組み立てますが、橋梁とびはより専門的な職種になります。
鉄道や道路などの橋梁やダムなどを建設する工事で活躍します。

④重量とび
従来のとび職とは全く異なる仕事内容になります。
橋や大きな建物を建設するような工事で、建設内部で使用するプラントや空調・排水・送電設備等の大型機械や素材をクレーンなどを駆使し運び込むといったことを行います。
専門性が高く、また何トンもある大きなものを数ミリ単位で運び込み設置をするということで高度な技術も必要になります。

⑤送電とび
こちらは、高所で作業する電気工事士(送電線架線工)のことです。
送電鉄塔に登り、そこで電線の架線工事や点検・保守を行います。

電気工事士という資格を取得しなければなりません。

最後に

このようにとび職は、危険が伴いますが専門性が高く、
建設工事等の現場で必要とされる重要な大事なお仕事です。

少しでもとび職について知っていただくことで、
工事現場への理解が深まればよいと考えています。

株式会社北斗では、解体業を営んでおります。
空き家などの建物解体や内装解体などの
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