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解体工事の工程とは?

2022年10月13日

解体工事は、さまざまな工程を経て行われます。
解体工事の流れが分からないとお客様が依頼されたときに困ることが多いです。

そのため今回は、一般的な木造住宅解体工事の作業工程をご紹介いたします。

解体工事の工程

1. 外構解体
外構解体では、門や柵、ブロック塀等の塀、カーポート、庭木などの撤去を行います。
これらの解体を行うことで、足場を組み立てる場所の確保や住宅解体で使用する重機が入るスペースの確保、廃棄物を運搬するトラックの搬入口を作るといったことを行います。

外側から解体することで、スペース等を確保し作業効率を上げます。

2. 足場・養生の設置
足場・養生の設置は、解体工事においてもとても大切な工程になります。

足場は解体工事を行うにあたって、作業員が安全に高所で作業を進めるため、
作業効率をあげるためには欠かせないものです。

また養生は、解体工事で発生する騒音や塵・埃などの粉塵を抑制します。
近隣住民へ迷惑やトラブルにならないように配慮するために養生を行います。

3. 屋根・内装の撤去
最初に屋根材を撤去します。その後室内の設備、内装の解体をします。

最初に屋根の解体を行うのは、解体作業員や近隣住民の安全のためです。
屋根は基本的に傾斜がある構造になっているため、残した状態で解体をすると上から瓦などの屋根材が滑り落ちてくる危険性があります。

屋根材を撤去し終えたら室内の設備や内装材の撤去を行いますが、
ここでは家具やエアコン、蛍光灯、窓ガラス、畳、石膏ボード、木材、アスファルト・コンクリートなどの内装材を撤去します。

こちらは、すべて手壊しで慎重に解体します。

4. 建物本体の解体
柱や梁などの構造体を解体した後に、建物を文字通り解体します。

ここで初めて重機が登場し、手壊しではなく重機を使った建物の解体を行います。
こちらも慎重に作業を進めていくため、時間がかかる工程となります。

また、建物の造りによっても作業の目安時間が変わります。

一番メインとなる作業で、振動や騒音、粉塵が一番発生しやすい工程となります。

5. 建物基礎の解体
頑丈な基礎が地面に残っているためこちらも解体をします。
基礎にもさまざまな種類がありますが、基本的な建物の基礎は地表を少し掘り下げた所に作ります。

そのため地面を掘り起こし解体を行います。

6. 整地
解体作業で散らかっている木材の破片やコンクリートなどのガラを清掃し、
最後に、解体工事でデコボコになっている土地を平坦に均します。

このように解体工事と言ってもさまざまな工程を踏み工事を進めます。
また作業環境や天気の状況によっては、重機が入れなかったり、アスベストなどの対応をしたりとほかにもさまざまな作業手順を踏まなければならない場合があります。

株式会社北斗では、解体業や金属リサイクル業をおこなっております。
解体などで何かお困りごとや相談ごとがありましたら、
是非当社ホームページからお問い合わせ下さい。
お待ちしております。

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