コラム
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産業廃棄物の種類について
2023年06月23日
株式会社北斗では、住宅やアパートなど様々な建物の解体工事を行っています。
よく施主様から一般廃棄物と産業廃棄物の違いを聞かれます。
そこで、この廃棄物の違いや種類をご紹介します。
産業廃棄物と一般廃棄物
産業廃棄物は、当社で行う事業に当てはめると解体工事や金属リサイクルなど事業活動によって生じた廃棄物のうち特定の20種類のことをいいます。
逆にそれ以外のものすべてが一般廃棄物というくくりになります。
廃棄物は、誰が出したかによって責任の所在や一般廃棄物か産業廃棄物の種類が変わります。
例)一般住宅の解体工事を行う際に生じた廃棄物はどちらに当たる?
答)たとえ、一般家庭の家を解体したとしても一般廃棄物になることはありません。
解体された家の所有者は一般の方でも、解体し廃棄物を発生させたのは、解体工事を行った業者という判断になるためです。
産業廃棄物は20種類!
事業活動に伴って発生した産業廃棄物は20種類に分けることができます。
その中でも、今回はすべての事業活動に伴う廃棄物12種について紹介します。
①燃え殻
石炭がら、焼却炉の灰その他
②汚泥
余剰汚泥、洗車場汚泥、建設汚泥、ビルピット汚泥その他
③廃油
鉱物性油、植物性油、潤滑油、洗浄油、溶剤その他
④廃酸
廃硫酸、廃塩酸その他
⑤廃アルカリ
石鹸液、その他全てのアルカリ性液
⑥廃プラスチック
合成樹脂くず、合成繊維くず、廃タイヤその他
⑦ゴムくず
天然ゴムくずその他
⑧金属くず
鉄、非鉄金属、研磨・切削くずその他
⑨ガラス、コンクリ、陶器くず
ガラス、モルタルくず、石こうくず、陶器くず、レンガくず、コンクリくずその他
⑩鉱さい
電気炉などの溶解炉かす、ボタその他
⑪がれき類
建物等の新築、改築、解体除去等により生じたコンクリ・アスファルト破片その他
⑫ばいじん
産業廃棄物などの処理施設で発生したばいじん
※ばいじんとは、すすなどの微粒子が含まれた汚れた空気のことです。
⑧⑨⑩は実際に解体工事を行うと発生するものです。
こちらの処理の方も当社では最後まで責任をもって行っています。
このように多くの種類がありますが、まだまだご紹介しきれないので、
次回も廃棄物について紹介させていただきます!