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解体工事で重要な基礎の種類について

2022年03月29日

住宅の基礎は普段あまり見かけないものです。
家の基礎には「布基礎」、「ベタ基礎」という2種類があります。
今回は2つの基礎の違いや作業工程などについてご紹介していきます。

 

 ◆布基礎とベタ基礎の違い

【布基礎】
布基礎とは、建物の壁に沿って、逆T字型のコンクリートを打って配置された基礎のことをいいます。
縦に広がるのは基礎の部分になり、横に広がるのはフーチングと呼ばれる部分になります。
布基礎のメリットは、解体作業に時間がかからないことです。基礎部分を掘り起こせばいいので、通常は1日で終わる場合が多いです。
建物全体に基礎を施すベタ基礎と比べ、鉄筋やコンクリートの使用量が少ないため、コストを抑えられるという部分でも大きなメリットです。

反対に、雨が降ったりすると湿気に弱い木造住宅は相性が悪く、根本が腐り耐久性が低くなってしまいます。また、シロアリの被害が起こる可能性も考えられます。

 

【ベタ基礎】
ベタ基礎とは、鉄筋コンクリートを流し込んで作る基礎のことをいいます。
現在の日本では、ベタ基礎が主に採用されていることが多いです。
ベタ基礎のメリットは、耐久性に優れていることです。
床一面をコンクリートで覆うため、地盤からの湿気の元を断つことで、木の柱が腐るのを防ぐだけではなく、シロアリからの被害も同時に抑えることが可能です。

また、布基礎とは反対に解体作業に丸2日以上かかり、コストアップしてしまうというデメリットもあります。全体がコンクリートに覆われているため、解体作業は難しくなってきます。

 

 ◆解体の流れ

布基礎の場合、重機で掘り起こして撤去する作業ですので、1日の作業で終わることがほとんどです。
ベタ基礎は、重機で一面に敷かれたコンクリートを割っていくのですが、頑丈すぎると重機を使用しても壊れない場合もあります。
想定していたサイズの重機で壊れなかった場合、さらに大きな重機が必要になるため、翌日へ持ち越しになってしまいます。
また、解体の際に出たコンクリートをダンプで運ぶのですが、ダンプの使用量、運搬する人件費などがかかり、高くなります。
コンクリートには鉄筋が入っており、分別するのにも時間がかかってしまいます。

 

㈱北斗では基礎解体から出る金属は鉄として買取を行っております。
どの種類の解体をどの業者へ依頼するかによって工事代金を安くすることが可能になります。

安心した解体作業を行うためにも、是非一度私たちにご相談ください。

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