コラム
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お客様から頂いた鉄スクラップがアジアへ
2022年10月31日
お客様から頂いた鉄スクラップは、
様々な加工が施され、電気炉や高炉(溶鉱炉)にて再び精錬され鋼材となります。
しかし一部の鉄スクラップは、海外へと輸出されていることはご存じでしょうか。
そこで今回は、お客様から頂いた鉄スクラップの輸出先についてご紹介いたします。
過去3年間の主な輸出先
※日本鉄リサイクル工業会 2021年(1~12月)の日本の鉄スクラップ輸出について
より引用
このように実は、日本から輸出される鉄スクラップは東アジアや東南アジアを中心に広く輸出されています。
ちなみに2020年の総輸出量9371tというのは過去2番目に高い数字となっています。
コロナの影響で日本国内の需要が低下したことで、
ベトナムや韓国を中心に海外需要に対応するために輸出を多く行うように推進されました。
また東南アジア諸国では、近年高い経済成長率を出しています。
その影響で鋼材需要が増え、鉄鋼生産が拡大しています。
さらに、製鉄場の稼働率が高いこともあり、鉄スクラップの需要も高まっています。
そのため、東南アジア諸国へ鉄スクラップを大量に輸出しています。
鉄スクラップの輸出の未来
日本の鉄スクラップの第一市場(有力な輸出先)は韓国です。
しかしこれから先韓国は、鉄スクラップの輸入ではなく、
日本のライバルとして輸出国になるといわれています。
市場の大部分である韓国が近い将来輸出先からなくなります。
その際の新たな輸出先として上げられているのがバングラデシュです。
日本の鉄スクラップの輸出は、東アジアや東南アジアのような近場ではなく、
バングラデシュやインドのような遠隔地向けの需要が高まると言われています。
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