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意外?!日本ではやらない爆破解体について
2023年09月08日
こんにちは!
株式会社北斗です。
当社は長崎県、その中でも佐世保市を中心に解体工事や金属リサイクル業を行っています。
解体工事といわれると爆破解体の迫力のある工事というイメージを持つ方がいらっしゃいます。
今回は、そんな迫力満点の爆破解体について紹介します。
爆破解体とは
爆破解体は、意外かもしれませんが実は列記とした確立された正しい工法です。
建物や構造物をダイナマイトなどの爆薬を使用してより効率的かつ安全に高層ビルや大きな構造物を解体する技術およびその工法を指します。
実はただ適当に火薬を設置して爆発させているわけではなく、建物を効率的・安全に解体するために緻密な計算を行ったうえで火薬を設置しています。
複数の爆薬が同時に爆発しないように制御するため、ディレイ回路や電子的なタイミングデバイスが使用され、高度な技術を駆使して爆破解体を行います。
建物は通常、予め計画された方向に倒れ、周囲の安全ゾーン内に崩れ落ちるようになります。
爆破解体の安全策
建物の解体現場周辺には人々や建物への危険を最小限に抑えるためのバリケードや避難区域が設けられます。
振動や騒音の影響を最小限に抑えるために、建物の近隣には振動計測装置や騒音制御手法が使用されます。
また爆破させる場所を緻密に計算し、爆発により建物上部が下部を押しつぶし、垂直に崩れるようにすることで瓦礫やホコリなどの飛散を抑えます。
熟練の作業員が緻密な計算と安全策を作成するため、安全の度合いは高いと言われています。
日本では行われていない?
実は日本で爆破解体は行われていません。
理由は様々あります。
①建物の密度が高い
日本の町は、密集しているため、爆破解体を行うと飛び散った瓦礫により近隣の建物に被害が及ぶ可能性が非常に高いです。
このような場所では、危険すぎるため爆破解体は行われません。
②コストがかかる
爆破解体のメリットは、重機や人員を使わずに火薬だけで低コストで解体することが出来る点です。
しかし日本国内では、法律により火薬の制限が厳しく、費用や手間、時間が掛かるためメリットである低コストの解体の実現が難しいです。
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