コラム

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解体工事の工法について Part1

2024年04月24日

こんにちは!

株式会社北斗です!

当社は、長崎県佐世保市を中心に鉄リサイクル事業や住宅や工場などの解体作業をおこなっています。

建物の老朽化や建て替えのために解体工事を行う場合、様々な工法を用いて工事が用いられます。その理由としては、コンクリートなどを取り除く際に、手作業で解体するよりも、圧砕機で壊す方が時間を短縮できる一方、住宅街の取り壊しの際には、環境の騒音問題にならないように手作業で解体することが望まれたりするからです。したがって、今回は10工法ある中の5工法についてご紹介します。

手壊し工法

手壊し解体は、重機や特殊工具を使わずに、人力で建物を解体する手法です。主に小規模な建物や一部の解体に使用され、大型の建物や高層ビルではほとんど見られません。この方法では、鉄鎚やドリル、ハンマーなどの基本的な工具を使用して、壁や床を手作業で破壊し、解体していきます。

通常であれば、重機などの機械を用いて解体した方が作業効率が早く、作業者の肉体的負担も少なくなります。しかし、周辺地域への騒音被害の影響が大きいため、社会的問題として取り上げられることがあります。そのため、人力で行うことで、騒音や振動が少なくなり、周囲の環境への配慮となるのです。また、経験豊富な作業員なら迅速に作業を進めることができると同時に、解体作業中に廃棄物の分別も行うことができ、リサイクル率を高めることができます。

機械解体工法

この工法は、手壊し工法と重機を組み合わせて、木造の建物の解体作業を行います。この方法は、木造建築物の解体によく用いられるため、一般的な手法と言えます。狭い住宅密集地などでは、手作業で建物の一部を解体し、その後に重機が入るスペースを確保して解体作業を進めていきます。また、リサイクル可能な素材を含む部分は手作業で解体し、その他の部分は機械を使って解体するなど、作業の使い分けも行われます。この工法は工期、費用が安定する一方で、敷地内に重機が入れないといったデメリットもあります。

圧砕機(あっさいき)工法

圧砕機工法は、ショベルの先端に取り付けられた油圧駆動のハサミ状のアタッチメントを使用して、鉄骨や鉄筋を圧砕しながら建物を解体する方法です。鉄骨鉄筋コンクリート造の建物解体には、主にこの工法が用いられます。従来の解体方法である「はつり」に比べて振動や騒音が少なく、解体された材料を分別しやすい特徴がある一方で、解体時に発生する粉塵の量が多いため、粉塵の飛散を防ぐための養生シートや散水などが必要となります。

カッター(ウォールソー)工法

この工法では、コンクリートカッターやダイヤモンドブレードと呼ばれる部品を加圧機やショベルの先端に取り付け、コンクリートを切断することができます。特徴としては、振動が少なく、解体のスピードが早いことが挙げられます。また、切断された箇所は凹凸が少なく、美しい仕上がりとなるため、部分的な解体でも周囲への影響が少ないです。ただし、鉄を切断する際にはダイヤモンドブレードがすぐに摩耗し、費用がかさんでしまうことがあります。

ブレーカー工法

コンクリートの解体や斫り工事に使用される機械は、ハンドブレーカーや大型ブレーカーなどと呼ばれ、先端に振動する杭のような部品によってコンクリートを破砕します。これがブレーカー工法となります。この作業では、スピード重視で作業ができる一方で、他の手法と比べて振動や騒音が大きくなるため、周辺環境への配慮が不可欠となります。

どの工法においても、環境への配慮が必要不可欠となるため、我々北斗は、これからも環境地域への配慮と感謝の気持ちを忘れることなく、作業してまいります。

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株式会社北斗

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