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実はリサイクル出来ない金属も?

2023年08月09日

こんにちは!
株式会社北斗です!

当社は、佐世保を中心に住宅解体や金属リサイクルを行う業者です!

当社のヤードでは、日々お客様から頂いた金属スクラップを加工し金属リサイクルを行っています。

資源が乏しい我が国の経済、文化の発展は基幹産業の鉄鋼の安定した供給が第一であると考え、鉄、非鉄金属の回収、加工、選別を徹底しリサイクル活動に貢献しています。

実は、金属スクラップはリサイクル率がとても高い廃棄物なのですが、
わずかにリサイクルをする事ができず最終処分場で埋め立て処理されるものがわずかにあります。

今回は、この埋め立て処理されてしまう金属スクラップについてご紹介します。

リサイクルに適さない金属くずとは

金属リサイクルは、一般的にアルミニウム、銅、鉄、鋼などありますが、
一部の金属はさまざまな要因がありリサイクルのプロセスに適さないものがあります。

合金や混合物

合金は複数の異なる金属から構成されるため、その分離とリサイクルが難しいことがあります。
例えば、ステンレス鋼はクロムやニッケルなどの異なる金属を含む合金であり、これらを分離することは技術的に困難です。

電子機器の部品や乾電池

電子機器は金属の部品だけでなく、プラスチックや他の非金属材料も含んでいます。電子機器の部品を分解して金属部分だけをリサイクルすることは複雑でコストがかかります。
また電池に関しては、処分できる設備が整っている所が少ないため効率的なリサイクルが難しくなっています。

形状の複雑さ

金属製品の形状が複雑な場合、分解や分離が難しく、リサイクルが妨げられることがあります。特に小さな部品や特殊な形状を持つ製品は、効率的なリサイクルが難しい場合があります。

汚染

金属製品が有害な物質や汚染物質で汚染されている場合、これらを取り除くための処理が必要になります。汚染物質が金属に結合している場合、その分離は難しく、リサイクルが難しい状態となります

特殊な金属

一部のレアメタルなどの希少金属や特殊な金属は供給量が限られており、リサイクルが難しい場合があります。また、特定の金属、レアメタルなどに対するリサイクル技術が不足していることもあります。

最後に

このように、極々わずかなものですが、実はリサイクルすることが難しい金属もあります。

将来的には、より効率的で環境に優しいリサイクル技術が開発されることで、これらの課題が解決される可能性がありますが、まだリサイクルができない物があるのが現状です。

また、それだけではなく鉄のリサイクル率が高いといっても、根本的にまだまだ回収しきれずにリサイクルできるのにかかわらずできていない金属の方が圧倒的に多いのが現状です。

当社は、鉄リサイクルをこれからも続け、次の世代に資源を残していくため、リサイクルできていない金属を減らせるように活動を続けます。

さらには、金属リサイクルを通じて環境問題解決のお手伝いができるように日々精進していきます。

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株式会社北斗では、金属リサイクル・住宅解体を行っています。

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